某オークションにて購入した、
FG−150の弟分として知られるYAMAHA FG-110です。
ネックが順反りで、12フレットで1弦の高さが5mm以上あり
ちょっと調整が必要ですね。
早速、トラスロッドを廻してみます、、、
あれ、もういっぱいで廻らない、、、、。
でも、大丈夫です。
用意するもの
- アルミの角材(20mm × 40mm × 500mm)、、、ホームセンター(1,000円くらい)
- コルクシート、、、100円均一ショップ等
- クランプ3個、、、ホームセンター(1個600円くらい)
- 200W電球(LED不可)作業灯、、、ホームセンター(1,500円くらい)
アルミ材の片面にコルクシートを貼ります。
ギターのトラスロッドをゆるゆるにゆるめてしまいます。
ギターをテーブルの上に置いて、
ネック部分だけ空中に出るようにします。
そして、さきほどのアルミ材をネックに
コルクがあたるように、クランプで固定。
ネックの真下に200W作業灯を設置。
作業灯を点灯し、約4時間放置。
かなり熱くなるので、火事にならないよう周囲に物をおかない。
素人的ネックヒーターです。
本当に修正出来るかって?
それが出来るんです。
暖めたあとで、時間をかけて冷やしてから
トラスロッドを廻してみると、
前回より踏み込んだ位置まで廻るようになり、
ほら、見た目真っ直ぐ、、、!
弦を張ってみると、弦高は、12フレット上で、1弦2.8mm、
6弦3.5mmまで下がってました。
下記、注意事項を必ずお守り下さい。
- この方法は全てのネック順反りに有効というわけではありません。
- ネックには材質等により個体差がありますので、様子を見ながら加熱して下さい。
- 電球による加熱は、予想以上に高温となります。火事にはじゅうぶんに注意して下さい。
- この方法を参考にする場合、全ての責任はご自身に帰します。結果に関していっさいの責任は負いません。
修正した個体を弾いてみました。