1966年10月に、国産のデザイン初のYAMAHA FG-150(オリジナル・フォークボディ)と、
FG-180(トラッド・ウェスタンボディ)の2機種が発表。
ボディ内部にライト・グリーンカラーのラベルが貼られていたので、
ライト・グリーンラベルと呼ばれた。
ヘッドのロゴは「YAMAHA」の文字が横書きに平体ロゴ
(エクステンド、もしくはスクエア)と呼ばれる
四角い字体で記され、釣り鐘型のロッドカバーを使用。
ペグはしっかりとメッキ処理された肉厚タイプのオープンタイプ。
指板のポジションマークは5ミリドットで、
エンドピンはカバ材の木製のものが使用された。
現在確認されているライト・グリーンラベルのシリアルは、
49XXXX〜62XXXXとのこと。
Sample01 : FG-150 S/No,559XXX 8th.Nov.1966
FG-150 S/No,559XXXの個体スペックは、
YAMAHA平型(スクエア)ロゴ、釣り鐘型ロッドカバー、
カバ材の木製エンドピンとなっております。
印象として、内部の塗装がことのほかしっかりされている気がします。
Sample02 : FG-150 S/No,569XXX 30th.Nov.1966
FG-150 S/No569XXXの個体スペックは上記と同じ。
この個体は前オーナー様がフレット交換されている様子です。
とても良く響くギターです。
Sample03 : FG-150 S/No,593XXX 5th.Jan.1967
FG-150 S/No593XXXの個体スペックも上記と同じです。
追記:プロトタイプ?
実はFG-150のプロトタイプと思われる個体も存在する。
本体の形状はライト・グリーンラベルそのままなのだが、
F-90というライト・グリーンカラーのラベルが貼られていたという、、、。