修理

ピックガードの修理方法

長い年月が経って、ピックガードが変形してしまったり、ボディから剥がれかけてしまった場合の修理方法です。
はじめに、ボディからピックガードを剥がします。
接着剤が残っていて剥がれにくい時は、シールはがし用の液体をハケで流し込み、ゆっくりと間に金へらなどを差し込みながらはがしてゆきます。

私は「LOCTITE シールはがし」を使ってます。
接着剤がゆっくり溶けて、力を入れなくても剥がれます。

ボディから剥がしたピックガードは、変形してしまっていて、このままではちゃんと再接着しません。
2枚の木の板をクランプで挟んで、丸一日プレスします。

ピックガードがまっすぐの平面に戻ったら、コンパウンド等で表面を軽く磨きます。

ピックガードの裏面に貼る両面テープを準備します。
私は有限会社ギターワークスさんの「ピックガード接着テープ 160 X 390mm」を使ってます。

トレーシングペーパーで、ピックガードの形をなぞり、ハサミで切っていきます。

ボディのピックガードを貼る部分にサンドペーパーをかけ、接着剤の残りをきれいに取り除き、平らにします。

ピックガード接着テープの片面をピックガードに貼り、もう一方のカバーシールを剥がしてゆきます。
接着テープを半分位剥がした状態で、カバーシールの残っているほうのピックガードをボディに当てて、ピックガードとボディの位置合わせをします。

位置が合ったら、はじめに接着テープを半分剥がした部分を接着し、カバーシールを剥がしながら接着していきます。

ピックガードがきれいに接着されました。

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